NAB2016展示会後記

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今年のNAB2016展示会(4月18日~21日、米国ラスベガスコンベンションセンター)は、思いのほか大きな節目を迎えそうな勢いを感じ、本格的なIPビデオの標準化と運用を目指し変化し始めていることが実感できる展示会でした。

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Nevion社もここ数年の展示会で、IPビデオシステムをメインに据えて展示してきました。
今年のNABではより多くの出展ブースでIPビデオに関してアナウンスがありましたが、NevionではAIMS(Alliance for IP Media Solutions)、VSF(Video Services Forum)等への参加をはじめ、規格化への積極的な働きかけをアピールしていたのが目に留まりました。
4KビデオのIPエンコーダは、TICOを採用することで現在製品が開発中であり、MEG系、JPEG2000や非圧縮のIPゲートウェイはすでに国際通信回線で採用されています。今年開催のリオ・オリンピック国際映像IP伝送回線(カナダ トロント、モントリオール向け)はNevion社のIPゲートウェイ製品が採用されたそうです。

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新商品では、Flashlink光伝送のシグナルプロセッサシリーズにIPインターフェースカードが登場。非圧縮SDIやオーディオを多重化しリアルタイムでIPパケット化するIPゲートウェイ(IPパケットライザー)も新しくラインナップされていました。

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IPビデオパケットを遅延なくルーティングするOpenFlow対応 eMerge(イー・マージュ) Ethernetスイッチ。

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サードパーティ製品にも独自対応可能で、システムの監視や操作、スケジューリングの一元管理が可能なSDN(Software Defined Networking)製品のVideoIPath(ビデオ・アイ・パス)サーバーのデモを盛んに行っていました。

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IP製品とは別に、SDIベースバンド商品も健在でした。
新製品として、VikinX Sublime(バイキンズ・サブライム)コンパクトルーティングスイッチャーシリーズのSLX2-3GHD6464AV(プロセッサ内臓 64x64サイズマトリクスルーター)を展示しており、フルIPビデオ化する現状の過程としてベースバンドビデオとIPビデオのハイブリッドシステムを提案していました。

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その他NAB2016会場を見学しますと、IPビデオ・オーディオ以外では、ドローンの展示がまた増えたように思いました。その中でも老舗のDJI社は人気が高かったようです。

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最後に、弊社が納入しました8K SHV用非圧縮DWDM光伝送装置を積んだ8K SHV中継車がNHKスーパーハイビジョン展示会場に来ていると聞いたので見学してきました。
この車両は、日本から船ではるばるサンフランシスコへ輸送され、スーパーボールの8K SHVビデオ収録をこなした後でNAB展示会場にディスプレイされたそうです。この後ブラジルのリオ・オリンピック会場へ移動するらしいですから本当にお疲れ様です。

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 来年のNAB2017展示会は、4月22日~27日の開催予定だそうです。

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